猫は猫好きな人間と猫嫌いな人間を見分けることができるのか

はるか昔は食品や書物などを守るために飼われていた猫も、今はその役目はほとんどなく人間に癒やしを与える存在として活躍しています。しかし猫好きな人もいれば猫嫌いの人もいますから、猫も人間との接し方を学習しなければ面倒なことになるはず。そこで今回は、猫はどの程度人間を見わけることができるかに迫ってみましょう。
■人間を判断する基準は聴覚、嗅覚、視覚
猫は非常に耳が良い動物といわれており、車の音を聞き分けて飼い主が帰宅する少し前から玄関前で待つ猫もいるほど。室内で人間が歩く足音でも、家族の誰であるかを聞き分けているのです。
嗅覚も優れており、飼い主が別の家の猫に触ってきたとわかればそれで嫉妬することもありますし、逆に興味を示すことも。また、女性の化粧品のニオイを嫌がる猫もいます。視力はそれほど良くはありませんが、遠くのものはあまり判断できないので、近距離で普段とは明らかに違う格好をしていれば驚いたり他の人と間違えたりするもあります。
■猫好き、猫嫌いの判断はできる?
猫好き、猫嫌いの判断が猫にできているかどうかは難しいところですが、自分にとって危険な存在がそうでないかは判断ができます。