くらし情報『Western DigitalがSanDiskを買収、HDD大手とフラッシュメモリの古豪が融合』

2015年10月22日 08:00

Western DigitalがSanDiskを買収、HDD大手とフラッシュメモリの古豪が融合

SanDiskはコンシューマ向けからビジネス向け、OEM向けまで幅広くフラッシュメモリ製品を提供しており、またフラッシュメモリに関する数々の技術を保有する。

SanDiskが21日に発表した7~9月期決算は売上高が前年同期比17%減、純利益が前年同期の2億6300万ドルから1億3300万ドルに減少した。またWestern Digitalの4~6月期決算は売上高が前年同期比13%減、純利益が同31%減だった。どちらも予想を上回ったものの、Western DigitalはHDDからフラッシュストレージへのシフトの影響を受け、SanDiskは厳しさが増すフラッシュメモリ市場の競争圧力に直面している。ただし、市場を問わずストレージソリューションの需要は強く、Western DigitalとSanDiskの組み合わせは、そうした要求に幅広く応えられる補完的な合併になる。また、両社を合わせるとデジタルストレージ関連で申請中および取得済みの特許が15,000件を超えるのも、競争の激しい市場において強力な武器になる。SanDiskは東芝との15年に及ぶパートナーシップでNAND型フラッシュメモリを製造してきたが、3D NANDなど将来に向けた取り組みを含めて東芝との共同事業は継続していくという。

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