2015年10月23日 09:47
Microsoft、7-9月期決算は予想を上回る-クラウド好調、デバイスは減少
米Microsoftが10月22日(現地時間)に発表した2016年度第1四半期 (7月-9月)決算は、売上高・1株利益ともにアナリストの予想を上回った。PC需要の回復は遅く、さらにドル高の影響も受けたが、クラウド事業が好調だった。
GAAPベースでは、売上高203億7900万ドルで前年同期比12%減、純利益は46億2000万ドルで2%増。非GAAPでは売上高216億ドル6000万ドルで7%減、純利益は53億8000万ドルで1%減だった。
2016年度からは、決算報告における事業区分が「モア・パーソナルコンピューティング」「プロダクティビティ&ビジネスプロセス」「インテリジェントクラウド」に改められている。
モア・パーソナルコンピューティングは売上高93億8000万ドルで前年同期比17%減だった。Windowsは、Windows OEM Proが7%減、Windows OEM non-Proが4%減。コンシューマPC市場において、プレミアムデバイスの需要が高まっているという。
Microsoft製のデバイスは為替変動の影響を除いたConstant Currencyレート(以下CCレート)