2015年10月23日 10:00
なに、ここロンドン!? 見事に調和した香港×UKの街並みがカッコいい!
1997年まで香港が英国の自治領だったことをご存じの方も多いだろう。約100年以上に渡る長い英国統治を経て、香港は中国本土と一線を画す独特の文化を築いてきた。中国に返還されて早15年超、しかし今もって香港には英国らしさが垣間見える。
○一瞬迷う「Where am I? 」
香港が英国領となったのは1843年のこと。1997年に中国に返還されるまで実に100年以上もの間香港は英国の支配下にあり、建築や文化などを受け入れ融合し発展してきた。返還後の今もその名残があり、香港ならではのユニークな見どころとして観光地化している。
返還後の"香港らしい"風景が広がるのは、中環(セントラル)エリアだろう。静かな散歩道があったかと思えばにぎやかなマーケットもあり、同じエリアでありながらめまぐるしく雰囲気が変わるのがおもしろく、用がなくてもふらりと立ち寄りたくなる。
特にMRT中環駅近くから山の手の高級マンション地区まで延びるヒルサイド・エスカレーター付近は、香港らしい昔ながらのお店があったかと思えば、まるで英国! なパブやレストランがあったりする、楽しい英中折衷エリアだ。
その中でも、おしゃれエリア「SOHO」