くらし情報『ゼロから始めるOpenStack (14) OpenStackを構成するコンポーネント (Swift編)』

2015年10月23日 11:00

ゼロから始めるOpenStack (14) OpenStackを構成するコンポーネント (Swift編)

ゼロから始めるOpenStack (14) OpenStackを構成するコンポーネント (Swift編)
「Swift」は、Ethernet上でストレージ機能を提供する可用性の高い分散オブジェクトストレージで、大量なデータの保管先として使用される。またイメージサービス「Glance」と連携して、仮想インスタンスを起動する元となるイメージの保存先として使うことができる。

OpenStackの初期から存在するコンポーネントのSwiftは、商用サービスであるRackspace Cloud Filesをベースとしてオープンソース化されたもので、大規模環境下での実績があり、高い完成度を持っている。RackSpaceでは、Glanceのバックエンドストレージとして、またアプリケーションデータやバックアップ用のストレージとして使用されている。

○Swiftの長所と短所

Swiftは、Ethernet上でREST API経由でストレージ機能を提供するオブジェクトストレージである。従来のストレージでは、NFS/CIFS/iSCSIなどのファイルシステムを介して「ファイル」を読み書きするが、Swiftはファイルシステムを介さずにHTTPを経由して直接「オブジェクト」の格納やアクセスを行う。

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