くらし情報『男性は非喫煙者でも受動喫煙で歯周病リスクが3倍以上高まることが判明』

2015年10月28日 10:51

男性は非喫煙者でも受動喫煙で歯周病リスクが3倍以上高まることが判明

同センターによると、たばこのニコチンは歯周病をひき起こす細菌(歯周病菌)の発育を促進し、その病原性を高めるとのこと。「喫煙は全身の免疫力を低下させ、歯を支えている組織の破壊を助長するので、歯周病菌に感染しやすくなる。その結果、喫煙者は歯周病にかかりやすく、受動喫煙についても同様のメカニズムが推察される」と解説している。

なお、女性では喫煙状況と歯周病との間にはっきりとした関連は認められなかった。「理由は不明であり、今回の研究でみられた男女差についてはさらなる研究で明らかにする必要がある」としている。

※同研究結果は国立がん研究センターによる多目的コホート研究HPより引用しています

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.