くらし情報『大友花恋「いま過渡期です」 22歳で感じた危機感…受け身から能動的に』

大友花恋「いま過渡期です」 22歳で感じた危機感…受け身から能動的に

アフレコ時、茉夕が思いを寄せる先輩・安藤叶多を演じた矢部昌暉は、別ブースでの収録だった。「映像がなくても、目の前で掛け合いをすることで、空気感は共有できると思うのですが、それもなかったので」とさらなる不安に苛まれたというが「本当に相手の声だけが頼りなので、神経を研ぎ澄まして臨みました。普段はカメラの場所とか、どう動くかまで意識してお芝居をするのですが、そういったことがなかったので、逆に相手の声や吐息などの大切さを実感でき、セリフを相手に届ける距離感を意識できました」と学ぶことが多かった現場だったという。

またオーディオドラマのなかで、大友は茉夕のセリフ、モノローグ、ナレーションという3役をこなした。普段はやらないという台本へのマーキングも行ったことで、見えてきたものも多かった。「間とか呼吸という、台本の行間に書かれているものを、より強く意識できたと思います」。

2012年にドラマ『結婚同窓会 ~SEASIDE LOVE~』で女優デビューを果たした大友。キャリアは10年近くになるが「オーディオドラマに挑戦できたことは、これまでの女優生活のなかでも、大きな転機の一つになるだろうな」という予感があるというほど、得られるものは多かった。

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