2015年10月29日 20:29
闇市場のクレジットカード取引、お値段はわずか5ドルから - マカフィー
マカフィーは10月28日、ブラックマーケットで取り引されている盗難データの価格を調査、その結果をセキュリティブログで公開した。
調査は、研究チームのMcAfee Labsが実施。盗難データが持ち込まれて販売されるWebサイトやチャットルーム、その他のオンラインプラットフォーム、コミュニティ、マーケットプレイスを監視した結果にもとづいている。
盗難データの種類は、クレジットカードやデビットカードといったペイメントカードのデータ、銀行口座のログイン認証情報、地下銀行の振り込みサービス、オンライン支払いサービスのログイン認証情報、プレミアムコンテンツサービスのログイン認証情報、企業ネットワークのログイン認証情報、ホテルおよびロイヤルティサービスのアカウントのログイン認証情報、オンラインオークションのアカウントのログイン認証情報など多岐にわたる。
例えばペイメントカードの場合は、盗まれて販売される金銭データの中で「恐らくもっとも多い」という。一般的に販売されているものは、PAN(Primary Account Number)というソフトウェア的に生成された番号と有効期限、およびセキュリティコード(CVV2)