くらし情報『オンキヨー、ナノレベル繊維を採り入れた振動板を開発 - 2016年に実用化』

2015年11月6日 11:32

オンキヨー、ナノレベル繊維を採り入れた振動板を開発 - 2016年に実用化

オンキヨー、ナノレベル繊維を採り入れた振動板を開発 - 2016年に実用化
オンキヨーは11月5日、最先端のバイオマス素材「セルロースナノファイバー」を使用した振動板の開発に世界で初めて成功した(同社調べ)。車載スピーカーなどのOEM製品や自社ブランドのスピーカーに採用される予定で、2016年の実用化を目指している。

セルロースナノファイバーは、木材パルプの構成繊維をナノレベルに微細化することで生まれたバイオマス素材。その質量は鉄の5分の1で、強度は鉄の5倍となっている。オンキヨーはセルロースナノファイバーをパルプに混抄することで、強くてしなやかかつ軽量な振動板を開発した。同社によると、セルロースナノファイバーを用いた振動板を採用するスピーカーは、高域の再生帯域が拡大するという。

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