2015年11月10日 16:55
Intel、Broadwellベースのサーバ向けSoC「Xeon D-1500」に新モデル追加
米Intelは9日(現地時間)、高密度マイクロサーバやストレージ、ネットワーク機器向けSoC「Intel Xeon D-1500」ファミリに新モデルを追加した。
「Intel Xeon D-1500」ファミリは、Broadwellアーキテクチャをベースとしたサーバ向けプロセッサ。Xeonブランドとして初のSoC製品で、チップセットをCPUに統合している。2015年3月に第一弾モデルとして「Xeon D-1520」「Xeon D-1540」を発表し。今回新たに8モデルを追加した。既存モデルでは対応メモリがDDR4のみのところ、新モデルではDDR4とDDR3の両対応となっている。
低消費電力なことに加えて、最大128GBのメモリに対応するなど、高密度環境で運用を必要とするネットワーク機器、クラウド・ストレージ、企業向けストレージ、IoTなどの用途に好適という。Intelによると、いまのところ50を越える製品が「Intel Xeon D-1500」ファミリを用いて開発されているという。
また、Intelはイーサネット・マルチホスト・コントローラー「FM10000」ファミリと、イーサネット・コントローラー「X550」