くらし情報『2015年の国内ストレージサービスの売上は前年比0.9%増 - IDC Japanが発表』

2015年11月12日 15:48

2015年の国内ストレージサービスの売上は前年比0.9%増 - IDC Japanが発表

2015年の国内ストレージサービスの売上は前年比0.9%増 - IDC Japanが発表
IDC Japanは11月12日、国内ストレージサービス市場の2014年の売上実績と2015年~2019年の予測を発表した。これによると、2014年の国内ストレージサービスの売り上げは2064億5000万円、前年比成長率は0.6%のプラス成長となったほか、2015年の国内ストレージサービス売り上げは同0.9%増の2083億円と見込んでおり、2014年~2019年の年間平均成長率は0.5%、2019年の市場規模を2113億円と予測している。

2014年はストレージハードウェア市場にダウンサイジングの傾向が強く出たため、製品販売価格の平均が下がり、サービス提供料金にも低下傾向がみられた。また、ストレージ市場には新規参入が盛んで、ベンダー間の競争が激化していることから、製品の受注を優先するためにサービス収入の最大化を追求しにくい状況であったこともサービス売上拡大の阻害要因となった。

しかし、ストレージ関連のコンサルティングの売上拡大は2014年も継続しており、特に大企業向けのコンサルティングは拡大している。IT運用/ストレージ運用のテクノロジー進化により、有償サービスの導入効果が高いことが認知されていると想定しているとした。

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