2015年11月18日 20:02
ET 2015 - ラピス、乾電池3本で数カ月稼働可能なArduino互換ボードを出展
ロームおよび同社子会社のラピスセミコンダクタは11月18日より20日までの期間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて開催されている組み込み技術に関する展示会「Embedded Technology 2015(ET 2015)/IoT Technology 2015」において、単3乾電池3本で数カ月の稼働が可能な920MHz帯無線通信機能搭載Arduino互換マイコンボード 「Lazurite Sub-GHz」のデモなどを行っている。
Lazurite Sub-GHzはラピスセミコンダクタの16ビット低消費電力マイコン「MLP620Q504」を搭載することで、Arduino比で待機時電力を90%削減することに成功したマイコンボード「Lazurite Basic」に920MHz帯無線通信モジュールをセットしたもの。今回のデモはこれをクライアントデバイス(センサノード)とし、ホストデバイスとして用意したRaspberry Piとそれに接続可能な920MHz帯無線モジュール「Lazurite Pi Gateway」を組み合わせることで、温度や湿度、二酸化炭素量の把握のほか、重量センサを用いたボトル内の容量変化などを手軽にできることが示されていた。