2015年11月24日 11:00
米IBM、Watsonを利用して売れ筋商品を予想するホリデーショッピングアプリ
プラットフォームを利用し、ソーシャルメディアサイト、ブログ、フォーラム、コメント、レーティング、レビューなど約10000のソースからスコアリングして、千万単位のオンラインでのやりとりにおける市場心理を汲み取る。カテゴリは「コンシューマー家電」「おもちゃ」「ヘルスケアとフィットネス」の3種類を用意し、合計で最大100製品まで表示される。各製品別のページでは、トレンドの背後の情報、トレンドスコアの推移、人々が製品についてなんと言っているかなどの詳細情報がわかる。
このように、売れ筋商品をリストすることで”ギフトガイド”となるだけでなく、コンシューマーが買おうとする製品、買った製品に対してどのような感情を抱いているのかがわかるという。アプリではこれらの情報を毎日フィードする。また、トレンドの動向予測、どのようにショッピングしているかなどの情報もレポートする。
将来的には、地理と言語データを加え、パーソナライズ関連の機能も強化する予定だ。これにより、ユーザーの興味や好みに合わせた情報を配信できるとしている。
同アプリを発表した18日のトレンドとして、「Nikon D-SLR」などハイエンドのデジカメ、「Gameband」