くらし情報『SC15 - 第46回 TOP500のシステム数で大躍進した中国の背景を読む』

2015年11月25日 09:00

SC15 - 第46回 TOP500のシステム数で大躍進した中国の背景を読む

SC15 - 第46回 TOP500のシステム数で大躍進した中国の背景を読む
今回のSC15で発表された第46回 TOP500では、中国の「天河2号」が1位を維持し、Top5には変動が無かった。また、Top10で見ても、新顔は6位の米国の「Trinity」と前回の23位から増設でランクアップして今回8位となったドイツの「Hazel Hen(前回の名称はHornet)」の2システムだけである。

これを見ると、今回もTOP500には大きな変動は無かったとも言える。しかし、実は大きな変化がある。TOP500にランクインした中国のシステム数が大幅に増加したのである。今年6月の第45回のリストでは37システムであった中国のシステム数が、今回は109システムに激増している。

これにより、前回は40システムで米国に次いで2位だった日本は39システムで3位に後退している。また、メーカー別では、49システムをランクインさせたSugon(曙光)が、HP、Crayに次ぐ3位となった。


これを受けて、Sugonの展示ブースでは、アジアの第1位のスパコンベンダーと書かれていた。

この中国のシステムの急増は驚きで、多額の予算をつぎ込んで、スパコンを増強したのかと思ったのであるが、その中身を詳しく見て行くと、どうもそうではないようである。

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