○優先順位
次は、限られた時間をうまく活用するために、物事の優先順位を作ろう。優先順位が明確な場合は問題ないが、迷う場合は重要度と時期の2つをポイントに、次のように分類するとよさそうだ。
急ぎかつ重要
重要だが急ぎではない
急ぎだが重要ではない
急ぎでも重要でもない
最初と最後は間違いないとして、重要度か急ぎかで甲乙をつけがたい場合は、「目標としているものは何か」「自分の目標に近づくタスクはどれか」と考えてみれば良いだろう。
○最適化
ただ、ここで終わりではない。
最後は「限られた時間で最高の結果を得るためには何をすれば良いのか」という最適化を図ってみよう。どのタスクをいつやるか、自分の裁量で決めることが可能なものは決めたい。タスクに要する時間を短くしたり、優先順位の低いものやインパクトのないタスクはほかの人に任せたりといった効率化を進めていこう。
ほかにも、短時間でタスクを済ませるための工夫はある。
タイマーを使ったり、1つの作業が終わるまではスマートフォンをサイレントモードにして画面を下に向けておいたりするだけでも集中度が違うだろう。また、メールチェックの頻度を減らして、SNSの利用をランチだけと決めれば、雑音が入りにくくなるはず。