2015年11月27日 20:34
12インチ画面でも厚さ約6.9mm、重さ約579gを実現 - 東芝の薄型軽量Windows 10タブレット「dynaPad N72」
バッテリ駆動時間の公称値は約7時間だ(JEITA 2.0)。
○ベンチマークで見るdynaPad N72
ここまで確認したスペックをもとに、各種ベンチマークテストを試していこう。システム評価ツール「WinSAT formal」を利用して計測したWindowsエクスぺリエンス インデックスの結果は以下の通り。ゲーム用グラフィックスの値は計測されないため、こちらの値は無視してほしい。フラッシュメモリのランダムアクセス速度が功を奏してか、プライマリハードディスクの値が優秀だ。
続いて「CINEBENCH R15」を利用したCPUのベンチマーク。タブレット向けCPUではさすがにこのテストは重いようで、計測終了まで時間がかかった。とはいえ、本来デスクトップPCでも高負荷がかかるテストであるため、タブレットとしては健闘しているほうだろう。
PCの総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」の結果もまた、ここまでのテスト結果を踏まえた内容となる。モバイル端末用としてはがんばっているCPUとメモリ周り、厳しさの見えるグラフィックス周り、それらを補うストレージ速度といったところだ。しかし、ビジネスソフトやインターネット用途などであれば、十分な動作が期待できるだろう。