くらし情報『東京都足立区の子どもの貧困実態は - 児童扶養手当受給のひとり親が増加』

2015年11月27日 22:33

東京都足立区の子どもの貧困実態は - 児童扶養手当受給のひとり親が増加

東京都足立区の子どもの貧困実態は - 児童扶養手当受給のひとり親が増加
区全体で子どもの貧困問題に向き合っている東京都足立区。このほど来年度から実施予定の「子どもの貧困対策実施計画案」を策定し、その内容について発表した。同区は何を課題と捉え、どんな対策を打っていこうとしているのか。同区の担当者に尋ねた。

○全庁あげて対策を

同計画案は、「全ての子どもたちが生まれ育った環境に左右されることなく、自分の将来に希望を持てる地域社会の実現を目指す」などとして足立区が策定したもの。計画が確定すれば、平成27年度から5年間にわたって実施される予定だ。

同区は区が抱える4つの課題として、「治安」「学力」「健康」「貧困」をあげている。このうち、世代が変わっても貧困状態から脱却できない「貧困の連鎖」が問題だとして、その解消のために専門部署である「子どもの貧困対策担当部」を設置。
部や課の枠にとらわれず、全庁をあげて問題に取り組む姿勢を示している。

担当者は、「福祉や子どもの分野で対策を行っている自治体はあるが、専門の部署を持っているところは珍しいのではないか」と指摘。その上で、「子どもの貧困問題はいろんな分野にまたがる課題だ。私たちの課が横串となって政策の立案や調整を進めていきたい」

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