iPhoneで、もっと省エネしたいのならば「設定」のこの項目を見直そう

iPhoneの「省エネ道」に王道はない。どれだけ節約してもバッテリー容量が増えるわけでなし、不要不急の機能をこまめに切るだけのことだ。それが電力消費量の多い機能であればラッキーなだけ、ひたすら節約することがバッテリーを長持ちさせる唯一の方法といえる。
しかし、バッテリー消費量はソフトウェアの動作で改善されることがある。ムダな演算を控えるよう設定を変更すれば、そのぶんバッテリー消費量は減少する。液晶ディスプレイのように電力消費量が多いデバイスを管理するソフトウェアも、最適化すればムダを削れるだろう。
システムレベルでの機能オン/オフは、ユーザレベルでの対処が困難なこともあるが、条件が変われば状況も変わる。そう、ソフトウェアアップデートでiOSの仕様が変更されれば、これまで不可能だった設定変更が可能になるかもしれない。
iOS 9のソフトウェアアップデートには、バッテリー消費に直結する仕様変更が含まれている。一見地味だが、ディスプレイの使用頻度を大きく変える変更であり、しかもiOS 8の頃から利用しているユーザには気付きにくいところにスイッチがある。この設定を変えれば、バッテリーのもちは多少なりとも改善されるだろう。