くらし情報『2015年Q3はDDoS攻撃数が増加も帯域幅は低下 - アカマイ』

2015年12月10日 16:17

2015年Q3はDDoS攻撃数が増加も帯域幅は低下 - アカマイ

の測定値は149Gbpsで、前四半期のピーク250GbpsのDDoS攻撃より低い値となった。8件のメガ攻撃の中では、メディアおよびエンターテイメント業界を標的とした攻撃が最も多く、3件となった。

攻撃帯域幅が低下した一方で、第3四半期は攻撃規模を表す別の指標では、これまでより大規模であることを示した。メディアおよびエンターテイメント業界の企業が、222Mpps(100万パケット/秒)のDDoS攻撃を受け、記録的な攻撃であった第2四半期の214Mppsよりさらに大きいものとなった。アカマイが第3四半期に観測したすべてのDDoS攻撃の平均ピークボリュームである1.57Mppsと比較すると、この攻撃がいかに大きいかが分かる。

この攻撃規模は、インターネットサービスプロバイダ(IPS)が使用するようなTier 1ルータを動作不能にできるほどのもの。オンラインゲーム業界は2015年第3四半期に特に激しいDDoS攻撃の標的となり、記録されたDDoS攻撃の50%を受けていることになる。ゲームに続くのがソフトウェアおよびテクノロジー業界で、全攻撃の25%となった。
アカマイでは、オンラインゲーム業界は、1年以上に渡って最大の標的となり続けていることを危惧している。

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