くらし情報『2015年Q3はDDoS攻撃数が増加も帯域幅は低下 - アカマイ』

2015年12月10日 16:17

2015年Q3はDDoS攻撃数が増加も帯域幅は低下 - アカマイ

2015年Q3はDDoS攻撃数が増加も帯域幅は低下 - アカマイ
アカマイ・テクノロジーズ(アカマイ)は12月9日、2015年第3四半期の「インターネットの現状」セキュリティレポートを発表した。

レポートではDDoS攻撃が増加したことに言及。2015年第3四半期にアカマイが対処したDDoS攻撃は1510件で、昨年同期比で180%増、前四半期比で23%増と増加傾向にあることがわかった。

DDoS攻撃請負業者(DDoS-for-hire)のサイトによるリフレクションに基づくDDoS手法は、感染に基づくボットネットによるものに比較し、平均して攻撃が小型化した。Webアプリケーション攻撃の大半(55%)は小売業界が標的となっており、最も多数のDDoS攻撃を受けたのはオンラインゲーム業界、大規模なDDoS攻撃が多かったのはメディアおよびエンターテイメント業界だった。

攻撃の数自体はかなり増えたが、これまでより攻撃は短期間で、平均ピーク帯域幅およびボリュームも低下した。大規模攻撃(100Gbpsを超えるもの)は、2015年第2四半期の12件、2014年第3四半期の17件であったが、今四半期は8件に減少している。

例えば、第3四半期で帯域幅が最大だったDDoS攻撃(XOR DDoSボットネットを利用)

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