くらし情報『アクセルスペース、50機による衛星観測網「AxelGlobe」で全球毎日観測へ』

2015年12月11日 11:00

アクセルスペース、50機による衛星観測網「AxelGlobe」で全球毎日観測へ

アクセルスペース、50機による衛星観測網「AxelGlobe」で全球毎日観測へ
アクセルスペースは12月10日、地球観測画像データのプラットフォーム「AxelGlobe」を発表、都内で記者会見を開催した。2022年までに超小型衛星「GRUS」を50機打ち上げ、地上を毎日撮影、情報を提供できる体制を整える。同社はこれまで、超小型衛星の開発を主要な業務としてきたが、新たに情報サービスの提供に乗り出す。

○なぜ自社で衛星を持つのか?

アクセルスペースは2008年創業の大学発ベンチャー。これまでに、「WNISAT-1」(270×270×270mm/10kg)、「ほどよし1号」(503×524×524mm/60kg)、「WNISAT-1R」(524×524×507mm/43kg)といった3機の超小型衛星を開発した実績がある。WNISAT-1/ほどよし1号は現在軌道上で運用中で、WNISAT-1Rについては2016年春の打ち上げを予定している。

これまでのビジネスは、特定の顧客のための専用衛星を開発することだった。これに対し、新事業では、自社が衛星を保有し、それを使ったサービスを提供することになる。
同社にとっては未知の領域となるが、参入を決めたのは「超小型衛星の利用を爆発的に広げたい」

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