2015年12月11日 12:04
Appleの「Maps」は「Google Maps for iOS」の3倍以上利用されている?
つまり、Androidではデフォルトの地図サービスとしてGoogle Mapsが利用され、iOSでは同様にほとんどの(おそらく7割以上の)ユーザーがApple Mapsを利用していると思われる。
2013年末に「iOS版Google Mapsのシェアはごくわずか? ある調査報告が示すもの」というある考察を紹介したが、この分析がほぼ正しく、実際に時間の経過とともにさらに顕著となったのだろう。
ただ、これは北米など一部地域の話と考えたほうがいいかもしれない。Mapsはデビュー時から(多少の問題はあれど)北米での地図サービスの品質はそこまで低くなかった。一方で、問題が頻出していたのは欧州や日本を含むアジアなど、それ以外の地域で、こうした地域のユーザーが積極的にMaps以外を利用していたという背景がある。現在もなお改良が続けられ、日本でもサービス検索や道順検索ではそれなりの品質に仕上がりつつあるが、都市部で重要な乗り換え案内サービスが不十分など、やはり日々の利用には厳しい状態だ。北米ではプラットフォームごとにくっきりと明暗が分かれたが、それ以外の地域ではまだ差が埋まるのに時間がかかるかもしれない。
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