2015年12月16日 08:00
IBM、非構造化データ利用のアプリ開発が可能な「IBM Object Storage」発表
IBMは12月7日(米国時間)、IBMクラウドのサービス「IBM Object Storage」を発表した。同サービスにより、開発者は対話形式でオブジェクト・ストレージを構築し、アプリケーションと連携させることができることに加え、スケーラブルでAPIへアクセス可能なプラットフォームにより、非構造化データを格納、取得するだけでなく、このコンテンツを使用したアプリケーションの開発が可能となる。また現在、IBMのクラウド・プラットフォームの「Bluemix」でベータ版として提供されているObject Storageを用いて外部アプリケーションからアクセスすることができる。
同社によると同サービスを使用した場合、開発者は画像やドキュメント、動画といったコンテンツなど増大する非構造化データを高速、簡単かつ安全に利用、格納できるようになるという。同サービスや買収したCleversafeもそうした取り組みの一部となる。
また、同サービスはAPIベースのデータ・アクセスを可能にするOpenStackのObject Storage(Swift) API、認証用のOpenStack Identity(Keystone)