2015年12月17日 19:01
ラリタン、IP/Ethernetでストリーミング可能なAV-over-IP配信システムを発売
ラリタン・ジャパンは12月17日、KVMスイッチ開発で培った技術をベースに設計したAVソリューションとして、IPネットワークでオーディオ/ビデオを配信するAV-over-IPシステム「RAV-IP」を発表した。
標準的なIP/Ethernetテクノロジーを使って、DVI・HDMIのAV信号を切替え・延長・分配する同システムは、エンコーダ(送信機)とデコーダ(受信機)で構成され、入力デバイス(AVソース)と出力デバイス(ディスプレイやプロジェクタ)にUSBなどで接続し、Cat5/6 UTPケーブルまたは光ファイバケーブルでギガビットEthernetスイッチに接続するだけで、自動的にIPアドレスが設定されるため、AV制御システムや、ネットワークおよびAV制御の専門的な知識や経験を持たない人でも利用可能。Cat5/6 UTPケーブルで100m、光ファイバを使った場合は約10kmまで延長配信することが可能だという。
また、1台のAVソースデバイスから複数台のディスプレイにAV信号を分配(マルチ・キャスティング)できるほか、複数のAVソースを複数のディスプレイに配信(マルチチャネル・スイッチング)