2015年12月21日 18:15
ソフォスが予想する2016年のサイバーセキュリティとは?
2015年もあとわずか。2016年のサイバーセキュリティはどうなるのだろうか? セキュリティベンダーのソフォスの専門家が11項目の予測をブログに公開している。
Androidへの脅威が現実のものに
2016年はiOSマルウェアがメインストリームになる(かもしれない)
IoTプラットフォームも要注意
サイバー犯罪者は中小規模企業(SMB)をターゲットに
データ保護規制の変更により、準備できていない企業は対応に大わらわ
VIPスプーフ攻撃が定着
ランサムウェアが流行
ソーシャルエンジニアリングが増加
善意あるハッカー、悪意あるクラッカーが協調的に組織化へ
商用マルウェアの作者がさらなる投資
エクスプロイトキットがWeb上に氾濫
特に、モバイルが関連するものが上位に挙がっている。詳細な内容を見てみよう。
○Androidへの脅威が現実のものに
Android OSに対する攻撃が、より"武器"として利用されるようになるという。
2015年に話題となった「Stagefright」は、実際に「完全に悪用された」とまでは言えない。Androidプラットフォームには重大な脆弱性があり、パッチをあてるのに数カ月かかる。