くらし情報『オンキヨー「DP-X1」とパイオニア「XDP-100R」を徹底比較 - ハイレゾプレーヤー姉妹機、選ぶならどちら? (後編)』

2015年12月25日 17:02

オンキヨー「DP-X1」とパイオニア「XDP-100R」を徹底比較 - ハイレゾプレーヤー姉妹機、選ぶならどちら? (後編)

やSteely Dan「Two Against Nature」などPCM音源(FLAC 96kHz/24bit)を中心に聴いた。当然、イコライザとアップサンプリングはオフ、ゲインはノーマルで試聴している。

DP-X1は、一聴してわかるS/N感の高さが身上だ。Ralph Townerのアコースティックギターは一音一音が粒立ちよく、倍音成分も心地よく聴かせてくれる。中低域の音場感はリアルで、巻き弦の微妙なストロークも精緻に描かれる。Steely Danの曲ではスネアの音がパシッ、スパンと制動よく決まり、ベースラインも濁ることがない。再生機としての個性は主張しないが、筐体内の基板セパレーション構造など徹底したノイズ排除策が奏功したか、開放型ながらモニターライクなSRH-1840の特性が存分に発揮されているようだ。

一方のXDP-100Rは、まとまりのよさが印象的。
チャンネルセパレーションという点では、左右独立のフルバランス設計を採用するDP-X1に譲るが、S/N感の高さでは引けをとらない。ボーカルの定位とハリ、エレキベースのドライブ感とスピード感は際だっており、ESS製DAC「SABRE ES9018K2M」

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