くらし情報『玩具業界の2015年業績動向発表、ヒット不在を『ガンダム』など定番がカバー』

2015年12月26日 21:00

玩具業界の2015年業績動向発表、ヒット不在を『ガンダム』など定番がカバー

玩具業界の2015年業績動向発表、ヒット不在を『ガンダム』など定番がカバー
東京商工リサーチの調べによると、玩具卸売業の最新期(2014年8月期~2015年7月期)の業績は、売上高が8,532億6,600万円と前年同期比で4.5%増加した一方、当期純利益は104億4,300万円で前年同期比33.4%減と、大幅な減益となった。

本データは、東京商工リサーチの企業データベース300万7,759社のうち、主業種が玩具卸売業で2012年8月期から2015年7月期を最新期として、売上高と当期純利益が3期連続で比較可能な301社を抽出して分析したもの。背景として、昨年2014年の玩具卸業界は『妖怪ウォッチ』や『アナと雪の女王』の大ヒットで、国内市場規模は過去10年で最高の売上高を記録している。

最新期では増収決算が124社(構成比41.2%)、減収が124社(同41.2%)で同数、横ばいは53社という結果に。増収企業は前期の134社から10社減少したものの、売上上位の卸業者を中心に売上高を大きく伸ばしており、売上規模において業績格差が顕著となっている。増収企業の124社の主な扱い品は、模型やフィギュアなどのホビーが21社、小物玩具、花火などの季節商品が16社、ゲーム、カードゲームなどが16社、雑貨15社、ぬいぐるみが12社。

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