閲覧注意! 石川県の「ハニベ岩窟院」で体験できる地獄と仏の世界って?
日本各地には、淡路島にある「秘宝館」を始めとした不思議スポットが存在する。石川県小松市にある「ハニベ巌窟院」も、ちょっと怖気づいてしまう不思議な世界が広がっているという。そう、外観からしてアナザーワールドなのだ。
○高さ15mの大仏の頭がお出迎え
このハニベ巌窟院は昭和26年(1951)に作られた洞窟寺院で、名称にあるハニベは埴輪(はにわ)を作る人の「土部師(はにべし)」に由来するという。彫塑家であった初代院主の都賀田勇馬氏によって、多様な仏の世界や地獄が洞窟内に再現されているらしい。期待に胸を膨らませながら、現地へと向かった。
駐車場から見えるのは、巨大な大仏の頭。この大仏は「ハニベ大仏」と命名されており、高さは15mもあるという。
さすが、公式サイトのキャッチフレーズが「鬼も遊ぶ、仏陀の里。」というだけある。のっけからこのインパクトとは恐れ入る。
拝観料800円を支払い上り坂を登ると、いよいよ出現するのが洞窟だ。ちなみにこの洞窟は天然の洞窟ではなく、昔の石切り場だったという。長さ150mほどある薄暗い洞窟内に入ると、最初は大黒様やらお釈迦様の姿が。しかし、足を進めると何やら空気がおどろおどろしくなってくる……。