くらし情報『電通、デジタルサイネージのリアルタイム配信を世界主要都市で開始』

2016年1月6日 13:36

電通、デジタルサイネージのリアルタイム配信を世界主要都市で開始

電通、デジタルサイネージのリアルタイム配信を世界主要都市で開始
電通は1月6日、OOH(屋外・交通広告)領域を専門とするPosterscope(ポスタースコープ)と連携し、同社が展開しているEMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)、Americas(米州)、APAC(アジア太平洋)それぞれの主要都市(ロンドン、ニューヨーク、シンガポール、シドニーなど)のデジタルサイネージにコンテンツをリアルタイム配信するサービスを1月12日より開始すると発表した。

このサービスは、Posterscopeと提携している英Liveposter(ライブポスター社)が保有する配信ツール「Liveposter」を使用することで実現するという。「Liveposter」は、そのネットワーク下にある世界中のサイネージに対してリアルタイムにコンテンツ配信ができ、第三者データとの連動や数万通り以上のクリエーティブを同時に生成するCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を持っている。

同ツールを使用することで、世界の国際空港や主要駅のコンコース・ホームにある等身大のサイネージや、高速道路沿い・複合商業施設に設置されている大型サイネージなどにコンテンツを配信・掲出することができる。

そのほかの活用方法としては、新作映画の紹介として天気・上映時間・位置情報・SNS投稿などのデータを上映作品の俳優やキャラクターと組み合わせることで、街角のサイネージが作品の世界観を効果的に伝え、映画館に足を運びたい気持ちにさせる、自社サイトと連動させることで、コンサート・演劇などのスケジュールと空き状況を自動的に表示する、アプリの中で写真を投稿すると、世界中の人々の投稿写真がリアルタイムでサイネージに表示する、などが考えられるという。

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