2016年1月7日 20:15
iPhone 6s/6s Plusの3D Touchはトラックパッド風に操作できる
画面を押し込む強さに応じてさまざまな処理を行う「3D Touch」。液晶ディスプレイに組み込まれた感圧センサーにより機能するため、2015年12月時点ではiPhone 6s/6s Plusでしか利用できないが、アプリアイコンを押し込みメニューを表示する「クイックアクション」など、関連機能の多くがサードパーティーに公開されているため、対応アプリは急速に増えている。
3D Touchが活きる場面は、クイックアクションだけではない。写真やメールなどのコンテンツをとりあえずプレビューしたいときは画面を軽く押し込み(Peek)、コンテンツを画面全体に表示したいときは画面を深めに押し込む(Pop)、といった具合に操作のバリエーションが増える。画面を押す力の強弱という要素が追加されたことで、操作に3次元的な広がりがくわわったというわけだ。
この3D Touchは、ソフトウェアキーボード使用時にも活かせる。これまでカーソルを移動するときには目的付近をタップしたものだが、指先では細かい位置調整が難しく、意図しない位置にカーソルが移動してしまうことが多かったが、3D Touchの機能を使えばそのストレスから開放されるはずだ。