双日システムズ、IE互換ブラウザ「thinforie」の機能向上-IE6~11に対応
双日システムズは、これまでIE6やIE8対応のアプリケーションを上位バージョンのIEに対応させる数多くのプロジェクトを手がけており、ユーザーごとの環境やニーズの違いに応えるため、thinforieのカスタマイズや機能拡張を行い、以下のような課題を解決してきた。
ドキュメントモードのレンダリングルール判定方法の違いにより、適切なIEバージョンのレンダリングが選択されず、レイアウト崩れやスクリプトエラーが発生する
User-Agentの変更により、サーバアプリケーションが適切なIEと判断せず、適切な動作をしない
Active XやJavaScriptとうまく連携できず、エラーが発生する
ユーザーインタフェースやフォントの違いにより、画面表示や操作性が大きく変わる
今回、thinforieがIE6からIE11まで対応することにより、上記のような課題を持つユーザの利用シーンがさらに広がり、レガシーブラウザ対応アプリケーションの改修コストの大幅削減と運用負荷の軽減を実現するとしている。なお、thinforieはアプリケーション仮想化製品であるVMware ThinApp、Spoonを利用して双日システムズが導入/移行支援を行った企業に無償提供される。