くらし情報『「ジャングルの中でラピュタを見たんだ」天空の城はスリランカにもあった!』

2016年1月15日 10:30

「ジャングルの中でラピュタを見たんだ」天空の城はスリランカにもあった!

○ライオンを登った先の天上世界

ミラー・ウォールの階段を上ると視界の空けた空間がある。そしてふと横を見ればライオンの大きな爪が。現在は2本の前足の一部しか残されていないが、当時はそこに足や顔があり、岩場にライオンが座っている形になっていたという。その爪と爪の間に頂に続く階段が設けられている。

傾斜のある階段を登りきると頂、つまり王宮跡となる。この王宮跡からの風景がラピュタに似ているということで、"ジブリの聖地"として知られるようになったようだ。天空の城、樹木や岩と岩の間から茂る草、そして、カーシャパ王とラピュタ王。2つを結びつける素材は十分である。


ただ、ラピュタにはロボット兵がいるが、シーギリヤ・ロックにはなんと犬がいる。犬と猿は道中、幾度となく目にするがまさか頂にまでいるとは思っていなかったので、「どうやってあの急な階段を上ってきたの? 」と質問したくなった。王宮跡は鳥がさえずる眼下の世界と打って変わり、風が通る音以外は静寂そのもの。カーシャパ王の孤独を思うとしんみりしてくる。

帰路はライオンの爪の広場まで同じ道を行き、入口とはまた別の駐車場がある出口へと続く。シーギリヤ・ロックの城壁前には、フレスコ画のレプリカや出土品などを展示したシーギリヤ博物館がある。

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