くらし情報『ワイドFM開始でリスナー獲得のチャンス到来!広告収入増加を目指すAM放送局の課題とは』

2016年1月20日 09:30

ワイドFM開始でリスナー獲得のチャンス到来!広告収入増加を目指すAM放送局の課題とは

を見ると、ワイドFM開始を控えた2015年中にラジオ受信機の国内出荷実績が急激に伸びた形跡はない。2015年1月~11月の出荷数量は計127.1万台だが、前年の同じ期間の累計と比べると、出荷数量は数%減少しているほどだ。「radiko.jp(ラジコ)」によるインターネットを通じたラジオ放送は浸透しつつあるものの、ワイドFM開始の機会を捉え、ラジオ業界は受信機の更なる普及に取り組む必要があるだろう。

●ラジオ原体験を持たない世代に食い込む工夫が必要
○ラジオは若年層リスナーを取り戻せるか

ラジオ受信機の普及状況に課題は残るが、従来のAM放送とラジコに加え、FM放送という新たなチャンネルを手に入れたAM放送局にとって、新規リスナー掘り起こしに向けた体制が充実したことは確実だ。これから重要になってくるのは、複数のチャンネルで放送している番組が潜在リスナーの耳に届くかどうか。リスナー増加に向けては、ラジオ離れが深刻化している若者の取り込みが不可欠となる。

「ラジオ原体験の喪失―」。ラジオを聴かないどころか、その存在すら知らない若者が増えている背景をTBSラジオの三宅氏はこう読み解く。
中高生にもなれば、CDコンポ(あるいはラジカセ)

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