2016年1月21日 17:47
NTT東日本、最大積載量20kgの新型ドローンやスマートグラスなどを紹介
NTT東日本は1月20日、東京都調布市にあるNTT中央研修センターで「現場力向上フォーラム」を開催した。
技能競技会や各種展示などを通して、「スキルの継承」や「ノウハウの水平展開」を目的としており、NTT東日本および関連会社から約6700人が来場するイベントだ。また、報道陣向けに新型小型無人機(ドローン)や、ウェアラブル端末を活用した設備保全技術などが公開された。
○新機能「衝突防止機能」や新型の大型ドローンを公開
NTT東日本では、災害時などの状況確認や復旧作業に利用するために、2015年3月より小型無人機(ドローン)を導入している。すでに8件の出動実績があり、最近では茨城県で発生した水害時に使われたという。今回、新機能「衝突防止機能」と今春導入の新型の大型ドローンのデモが行われた。
ドローンの進行方向に壁などの障害物があると、自動的にブレーキが作動する「衝突防止機能」のデモを紹介。ドローンに搭載された超音波センサーやステレオカメラを用いて障害物を検知しているという。
障害物の前で自動停止する以外にも、近付いてきた人を避けて一定の距離(50cm~2mまで設定可能)を保つ機能を備えている。