山口県に日本最大級の電波干渉計が誕生へ - KDDIの衛星通信アンテナを改造
また地元山口大学の要望に応えることにより、当社の地元貢献に寄与することもできる。当センターの30m級アンテナは国内でも有数の施設であり、施設見学に来られるお客さまにとっても魅力的な価値の維持、向上につながる」としている。
なお、KDDI山口衛星通信センターは一般公開されており、アンテナの近くまでは入れないが、遠目からでもその迫力は十分に伝わる。
また、センター内には広報施設「パラボラ館」もあり、KDDIによる衛星通信や海底ケーブル通信への取り組みの歴史や現状、技術の仕組みなどについて学ぶことができるようになっている。
牧尾さんは「電波望遠鏡による観測結果や成果についても、パネルなどを置くコーナーを設けることで、子供たちに宇宙のこと、電波のことの関心を高めていただけると期待している」と語った。【参考】
・KDDI、衛星通信用のパラボラアンテナを活用して山口大学の宇宙観測研究に協力
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2016/01/26/1560.html
・KDDIパラボラ館
http://www.kddi.com/parabola/
・宇宙電波観測センター > 山口32m電波望遠鏡
http://www.astro.sci.yamaguchi-u.ac.jp/yamaguchi32m.html
・2015年度VERAユーザーズ・ミーティング@水沢 山口干渉計 藤沢健太(山口大学)