くらし情報『MRJ、1月の進捗--2月に飛行試験再開、ANA立ち会いで量産初号機の領収検査へ』

2016年1月29日 14:08

MRJ、1月の進捗--2月に飛行試験再開、ANA立ち会いで量産初号機の領収検査へ

MRJ、1月の進捗--2月に飛行試験再開、ANA立ち会いで量産初号機の領収検査へ
三菱航空機は1月29日、次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)に関するWEB情報発信ツール「MRJ Newsletter」第9号にて、2月上旬に初号機の飛行試験を再開するとともに、ローンチカスタマーであるANA向けのMRJ量産初号機に対して領収検査を開始したことを発表した。

2015年11月11日に初フライトとなった飛行試験機初号機は、次のフィードバック改修作業を完了し、現在、機能試験を実施している。今後、走行試験を経て2月上旬に飛行試験を再開する予定となっている。

飛行試験機初号機に関して、2015年5月に静強度試験に基づく解析予測を実施した結果、一部の部位(胴体中央部の主翼結合部品・胴体フレームの一部品)に通常の荷重を上回る終極荷重をかけると強度が不足することが予測された。航空機の型式証明を取得するためには、飛行中に実際に機体にかかる最大荷重の1.5倍に耐える強度を持つように定められている。

そのため今回のフィードバック改修では、主翼と胴体の結合部に局部的に薄板が追加された。なおこの改修は、初期の飛行試験段階では問題視されることではなかったが、最終的に型式証明を取得するために改修を行ったとしている。

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