くらし情報『MRJ、1月の進捗--2月に飛行試験再開、ANA立ち会いで量産初号機の領収検査へ』

2016年1月29日 14:08

MRJ、1月の進捗--2月に飛行試験再開、ANA立ち会いで量産初号機の領収検査へ

飛行試験機初号機と2号機に対して、アビオニクスや操縦系統、エンジン系統等のソフトウェアの改修を施し、同3号機は機能試験実施中、客室内装が施される4号機と5号機は最終艤装(ぎそう)作業中で、内装品の組み付け調整作業等を行っている。また、全飛行試験機には主要な構造組み立てや脚の取り付けが完了しており、試験用の計測装置等を組み込まれている。

ANAに対するMRJ量産初号機に関しては、1月13日に三菱重工飛島工場にて領収検査を実施。今回の検査対象は主翼骨格組み立てで、ANAの領収検査員が立ち会った。領収検査は製造工程の中で検査ポイントを設け、各胴体・主翼・尾翼等の構造組み立て状態や、各部位の結合状態・艤装状態等を顧客が立ち会って検査するというもの。最終的には機体完成後の地上検査や飛行検査を通じてMRJを受領することになる。ANAの領収検査員からは、「とてもキレイな機体で、ていねいに作られていることが分かりました」と検査合格を得た。

また1月18日には、アイルランドのダブリンにてMRJファイナンス・カンファレンスを開催。
同地では例年同時期に大規模なファイナンス関係の国際会議が開かれており、同会議についても各国より集まっている金融機関、リース会社、機体評価会社、エアライン等の業界関係者約110人が参加した。

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