くらし情報『JAXA、「革新的衛星技術実証1号機」のテーマを選定 - 2017年度に打ち上げ』

2016年2月9日 19:22

JAXA、「革新的衛星技術実証1号機」のテーマを選定 - 2017年度に打ち上げ

JAXA、「革新的衛星技術実証1号機」のテーマを選定 - 2017年度に打ち上げ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月9日、昨年秋に募集していた「革新的衛星技術実証1号機」に搭載する実証テーマの選定結果を発表した。選ばれたテーマは、小型衛星への搭載機器や超小型衛星などとして開発され、2017年度に「イプシロン」ロケットで打ち上げられる予定となっている。

革新的衛星技術実証プログラムは、イプシロン・ロケットの打ち上げ機会やH-IIAロケットの余剰能力を活かして小型衛星や超小型衛星を打ち上げることで、民間企業や大学などが開発する革新的な技術や部品の軌道上実証を適時かつ安価に実施することを目的としたもの。

人工衛星に使われている宇宙用部品の安定供給は、国内の宇宙利用を進めるプロジェクトを支える産業や科学技術の基盤として重要な課題となっており、政府が定めた宇宙基本計画でも「宇宙システムの基幹的部品等の安定供給に向けた環境整備」の実施が掲げられている。

このプログラムはその一環として実施されており、宇宙分野を支える技術基盤・産業基盤の持続的な維持や発展、衛星産業の国際競争力の獲得・強化や、新規の民間企業などの参入による宇宙利用拡大、またチャレンジングかつハイリスクな衛星技術・ミッションの開発・実証機会を確保することなどが目指されている。

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