2016年2月13日 18:12
ティアック、ポタ研2016冬でバランス接続対応ポタアン「HA-P5」を発表 - 手になじむ美しいデザイン
2月13日、フジヤエービック主催のオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会(ポタ研)2016冬」が東京・中野サンプラザで開催された。ティアックは同イベントにて、ポータブルヘッドホンアンプ「HA-P5」の製品発表会を実施した。
HA-P5は、DSD 5.6MHzのネイティブ再生や、PCM 192kHz/24bitに対応したポータブルヘッドホンアンプ。DACチップにはバーブラウン製の「PCM1759」を採用している。価格は未定だが、実勢価格は50,000円前後になる見込み。発売は2016年の春ごろを予定している。
ティアックは同社製ポータブルヘッドホンアンプとして、2014年に「HA-P50」「HA-P50SE」、2015年に「HA-P90SD」をリリースしてきた。今回発表された「HA-P5」は、HA-P90SDのようなプレーヤー機能は搭載しないものの、新たにバランス接続(4極グラウンド分離)に対応。
生産はすべて東京・青梅市の自社工場で行っている。
オペアンプはバーブラウンの「OPA1602」で、ディスクリート構成を採用。実用最大出力は160mW×2(32Ω)となっている。また、44.1kHz系、48kHz系のマスタークロックを搭載する。