2016年2月15日 16:27
キーサイト、Xシリーズ シグナルアナライザを刷新-全機種タッチ操作に対応
としており、今後の製品についても、同じカラーとマルチタッチディスプレイを採用していく予定としている。
ちなみに、UIの変更に伴う操作性の変化については、極力混乱を抑えるという意味もあり、メニュー構造などは過去のものを踏襲しているほか、既存のソフトウェアのサポートや、100%のコード互換性なども実現している。
加えて、マルチタッチ化および大画面/高解像度化に伴い、異なる測定のタブを最大16個まで一度に表示することが可能(ただしリアルタイム観測を行うのは、それらの中からタブを1つ選択する必要がある)。外部出力も可能なため、タッチ機能を搭載した大型ディスプレイと接続することで、よりタッチ操作の利便性を向上させることも可能だ。
このほか、外観だけの変更のように見えるUXAシリーズについては新たなオプションとして、44GHzと50GHzの周波数モデルオプションを追加したほか、1GHz解析帯域幅オプションも用意した。また、PXAシリーズについても、UXAシリーズ同様の255MHz/510MHz解析帯域オプションを追加したほか、X-COMの15TBメモリ搭載レコーダーと接続することで、255MHz帯域の長時間IQリアルタイムストリーミングを実現することを可能とした。