2016年2月17日 17:41
アリのコロニーを長期存続させるためには働かないアリも必要だった - 北大
これは普段働くワーカーが疲れて働けなくなった際、疲れていない普段働かないワーカーが、誰かがこなしていないとコロニー全体が致命的なダメージを受ける仕事を代わりにこなすことで、危機的な瞬間を逃れることができるためであるという。実際のコロニーにおいても、普段働かないアリは、働くアリが休んでいるときに働いていることが示されている。
同研究グループは今回の結果について、アリのような社会性昆虫に限らず、人間の組織を含め、組織の短期的効率を求めすぎると大きなダメージを受けることがあることから、組織運営全般に関して、長期的存続の観点を含めたうえで考えていくことの重要性が示されたとしている。
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