くらし情報『国内ローエンドストレージ市場は200~500万円の価格帯が成長 - IDC』

2016年2月22日 12:41

国内ローエンドストレージ市場は200~500万円の価格帯が成長 - IDC

2015年上半期のローエンドストレージシステム市場を価格帯によって分類すると「200万円未満」の市場は35.7%、「200万円~500万円未満」の市場は64.3%を占めたという。「200万円未満」の市場は2半期連続でマイナス成長となった一方、「200万円~500万円未満」の市場は6半期連続のプラス成長となった。

「200万円未満」の市場は「同一ブランドのx86サーバ+ローエンドストレージシステム」という形態で販売される比率が高い市場。2015年上半期はIBMのx86サーバ事業のレノボへの売却など市場構造の変動などが影響してマイナス成長となった。

一方、「200万円~500万円未満」の市場ではサーバ仮想化環境における需要が拡大しているほか、マルチプロトコル対応やストレージ仮想化機能を搭載しFC-SAN、スケールアウトやバックアップ特化型のNASなど特徴的な機能を持った製品が需要を伸ばしたという。

ローエンド市場はチャネルパートナーによる間接販売比率が高いのも特徴だといい、2015年上半期のローエンド市場における間接販売の構成比は66.9%に達した。ローエンドストレージ市場で成長を継続しているベンダーは、直販から間接販売へのビジネスシフトを進めるだけではなく、チャネルパートナーが販売しやすい仕組みづくりを進めるなど、チャネルパートナーとの協業で成功しているという。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.