2016年2月24日 13:22
リコーやオムロンなど、オープンイノベーション型ベンチャーファンド設立
一方、大企業もテックベンチャー企業を支援できるリソース(人材、技術、設備、生産ノウハウ、顧客接点など)は保有しているが、自前主義から脱却できず、本社主導のコーポレートベンチャーキャピタルでは自社との事業シナジーに主眼が置かれるため、魅力的な技術を保有するシード・アーリーステージのテックベンチャー企業との連携が限定的という問題点があったという。
これまで、ベンチャー企業との連携により新規事業創出に取り組んでいたリコーとオムロンは前述の問題意識を踏まえ、テックベンチャー企業に対して個社単体では成し得ない複数の事業会社のリソースをワンストップで提供できる技術事業化プラットフォームの創出を目指し、ベンチャー企業支援を行うSMBCVCとともにテックアクセルファンドを設立するに至った。
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