くらし情報『ブルーライトは「肌」にも危ない? 色素沈着をもたらす可能性が明らかに』

2016年2月26日 14:12

ブルーライトは「肌」にも危ない? 色素沈着をもたらす可能性が明らかに

があるが、その影響は肌を黒くするだけではなく、シミ・そばかすやシワ・たるみといった「光老化」を引き起こすといわれている。

続いて同研究では、ブルーライト(415nm)とUVB(紫外線の種類)照射の比較実験を行った。ブルーライトには、真夏3時間分の太陽光に相当する1平方センチ当たり87.5ジュールの光を使用。その結果、ブルーライトによって、鮮明な色素沈着が起こりうることと、ブルーライトによる色素沈着は3カ月以上持続する可能性があることがわかった。

なお肌構造は、肌表面から奥に向かって「表皮」「真皮」「皮下組織」からなる。同実験では、UVBが表皮までのみ影響するのに対し、ブルーライトは真皮より奥の深部まで到達することも示した。

同研究結果を受け、あおいクリニック銀座の中野あおい院長は、「ブルーライトは表皮と真皮を透過して肌の深部に至り、紫外線よりも肌の奥深くまで達します。また、現代では生活の中になくてはならないものとなっているスマートフォンからは、非常に多くのブルーライトが発生しています」と指摘。
そして、「将来的な肌トラブルになるリスクを最小限に抑えるためには、紫外線対策だけではなくブルーライト対策も必要です」

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