2016年2月26日 14:14
[IBM InterConnect 2016]WatsonはIoTに不可欠、コグニティブIoTを実現
を発表している。
このゼネラルセッションでは、米IBMの各部門のトップが登壇する一方で、顧客が登壇して実際の事例を紹介すると内容となった。顧客中心のカンファレンスという今回の特徴を表現するセッションになったと言えよう。
米IBM IBM Systems担当シニアバイスプレジデントのTom Rosamilia氏は、「新たな技術は受け入れなくてはならない。そして、多くの企業が破壊的なビジネスモデルも、受け入れなくてはならない環境にある」と切り出した。
「ハイブリッドクラウドは、すべての企業が避けては通れないものになるが、IBMは、ハイブリッドクラウドに最もコミットしている企業である。ハイブリッドクラウドは、オンプレミスとクラウドを行ったり、来たりできるほか、一貫性を持ちながらも、柔軟な環境を実現できる。そして、ハイブリッドクラウドを実現するということは、エコシステムに対してAPIを解放することでもある」などと述べ、ハイブリッドクラウドにおける同社の強みを強調。
さらに、インテグレーション、データ、オペレーションという3つの観点から、具体的なユーザー事例を示し、IBMクラウドを活用して得られた意思決定の迅速化、コスト削減、レスポンスタイムの高速化などの成果を説明した。