2016年2月27日 10:00
スタートアップを取り巻く環境は変わりつつある? - 10期目のKDDI ∞ Laboはプログラムの転換図る
●最優秀チームはハードウェアプログラム参加者に
KDDIは2月22日、インキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo」の第9期デモデイを開催、最優秀チームにuusiaの「CAMELORS」を選出した。また同時に、10期の募集要項を公開し、新たに民放キー局の4社や日本マイクロソフトなどのパートナー企業の拡充を明らかにした。
第9期では、これまでのアプリ・サービスがメインの「オリジナルプログラム」と、徐々に下地が出来つつあるIoT系のハードウェアスタートアップを見据えた「ハードウェアプログラム」の2つのプログラムが用意され、前者は4チーム、後者は2チームがデモデイでプレゼンテーションを行った。
○ハードウェアプログラム
(※ハードウェアプログラムのメンター企業は、両チームともにザクティ、ユカイ工学、ソフトフロント)
○将来の展望が見えた9期生
9期より始まったハードウェアプログラムの"1期生"が最優秀チームとなった今回の∞ Laboだが、やや中だるみが見られた第8期よりも意欲的なチームが多い印象を受けた。
例えばHRDatabankは、代表者の丁 世蛍氏は韓国人留学生で、ほかのチームメンバーも留学生揃いと、国際色豊かな布陣。