2016年3月2日 09:56
EC市場は2017年に7兆円規模へ - 2大ショッピングモールが牽引
一方、スマートフォン市場(スマートフォンサイトからの受注)は2014年に1兆4,962億円で市場の24.3%を占めたが、2017年には対2014年比で57.6%増の2兆3,573億円と予測しており、市場占有率は32.6%になると同社は見ている。
2014年は食品・産直品では依然として高い伸びが見られたものの、生活雑貨などでは震災の影響によって購入が急増した2012年から2013年の反動もあり、前年比2桁増とはならなかった。2015年もこうした傾向が顕著であり、景気回復と共に消費者が実店舗へと回帰していることもあり、市場は拡大が続くものの伸びが鈍化すると同社は予想する。
Web上の仮想店舗の集まりである仮想ショッピングモールの2014年における市場規模は3兆1,145億円であり、EC市場の50.7%、通販市場の38.1%を占めるという。市場は「楽天市場」(楽天)、「Amazon.co.jp」(アマゾンジャパン)、「Yahoo!ショッピング」(ヤフー)、「DeNAショッピング」(ディー・エヌ・エー)、「ポンパレモール」(リクルートライフスタイル)の5モールの売上げ。同市場は2015年には2014年に対して9.1%増の3兆3,992億円に拡大すると同社は見込んでいる。
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