危険な子どもの"小遣い稼ぎ" - ネット上で性犯罪に巻き込まれる可能性も
デジタルアーツによると、最も回答が多かった方法は「ポイント交換」(76.8%)で、いわゆるポイントサイトやお小遣いサイトの利用だと考えられるという。企業のキャンペーンに登録したり、アンケートに回答したり、通信販売やゲームを利用することで得られるポイントをコツコツ貯め、換金したり商品券に換えたりすることができる。
次に多かったのは「中古品の販売」(12.6%)だ。いま人気の高いフリマアプリ「メルカリ」や「ヤフーオークション」などのサイトで、いらなくなった古着や雑貨などを販売しているとみられる。
さらに「写真・動画の投稿または再生・閲覧」(8.9%)が続いた。これには「YouTube」など動画サイトのほか、画像・動画の共有アプリ「写真袋」での小遣い稼ぎも推測されるという。「写真袋」は、共有された画像などを、課金すれば誰でもが閲覧できるサービスを提供。課金の一部は投稿者の収入となっていた。
同サイトをめぐっては、投稿された児童ポルノ画像を放置していたとして、運営会社社長が逮捕される事件もあった。そのほかには、企業CMを閲覧することでアプリ内コインをもらえる「LINEフリーコインVideo」などもある。