2016年3月7日 17:14
人事管理システムに求められる機能は勤怠データの収集ではない?!
サイダスは3月7日、同社が2015年11月6日~19日に実施した「人事管理システムに関する調査」の結果を発表した。
同調査は、上場および未上場企業の人事担当者を対象に、インターネット調査で実施したもの。有効回答社数は176社。回答企業は、1,001名以上が23%、301~1,000名が26%、300名以下が51%。
調査の結果、「人事担当者が関心をもっているトピック」は、第1位が「戦略的採用計画の策定」(45%)、第2位が「社内コミュニケーションの活性化」(44%)、第3位が「多様な人材の活用」(43%)となった。逆に関心度が低かったのは「人事KPIの設定」(23%)、人材情報の管理方法(24%)。
社員のコミュニケーションの実態については、「社内コミュニケーションはあまり活性化されていないのが現状で、もっと活性化させたいと思う」が最多の46%となり、半数近い企業がコミュニケーションが活性化されていないという結果に。「社員同士が積極的にコミュニケーションをとっていて、いい企業風土をつくれているとともに、会社の成果に結びついている」としているのは11%と低い状況となった。
「社員のコミュニケーション状況における悩み・課題」