--フラッシュが業界全体で非常に推されていますが、HDDの方がよい分野もあるのではないでしょうか?
Atkinson氏:5年先までに限定した場合、あまりアクセスされないコールドデータの格納先としてはコスト的にも容量的にもHDDのニーズがあると思います。われわれとしても、何でもフラッシュがよいとは思っておらず、ハイブリッド型のものも提案し、ニーズに合わせて選択していただけるようになっています。
ただし、オールフラッシュも堅調に伸びています。われわれの第4四半期の出荷台数は、第3四半期と比べて90%も伸びています。
--90%とは大きな伸びですが、なぜそれほど伸びたのでしょうか?
Atkinson氏:実は第3四半期に、他社に先駆けてTLCのフラッシュを投入しました。主要ベンダーとしては初めてのことでしたので、価格面に優れているということで飛びついたお客様が多かったのです。これは、経済性に優れたフラッシュがあればお客様は受け入れると証明した状態だと思っています。
--2016年のデルとしてのストレージ分野における注力分野はどこでしょう?
Atkinson氏:たくさんありますが、まずはSoftware Definedについては引き続き注力したいですね。